松原団地の歯医者「桑原歯科医院」 > 小児歯科

お子様の歯を守ってあげましょう!

小児歯科では、乳歯が生えはじめた赤ちゃんから、永久歯に生え替わるまでのお子様に対する主に虫歯・歯肉炎および歯並びの診療を行っています。乳歯はいずれ生え替わる歯ですが、だからと言って虫歯になってもいいということはありません。この頃のお口の環境は、永久歯に生え替わった後まで大きく影響を与えるからです。

この時期のお子様は、自分自身でお口のケアを確実にするのは難しいもの。お子様のお口の健康を守ってあげられるのは、親御さんだけです。食事やブラッシング習慣への注意や日々の仕上げみがきはもちろん、定期的に歯科医院での検診と予防処置を受けさせてあげることが大切です。

当院ではお子様が通院しやすくなるよう、麻酔用の注射針に33ゲージという細いものを使用しており、できるだけ痛みのない治療を心がけています。お子様のお口の健康のために、まずは一度検診にお越しください。

お子様の歯を守るための習慣

仕上げみがきの大切さ

仕上げみがきの大切さ

大人の方でも、お口の中を完全にきれいにするのは難しいもの。お子様であればなおさらです。しかし4、5歳くらいになると、仕上げみがきをやめてしまう親御さんが少なくありません。

当院ではちょうど4歳くらいから、虫歯治療で来院されるお子様が増えてくるという傾向があります。それは幼稚園に入り、お友達の家でおやつをもらうなど、親御さんの目が届きにくくなったり、親御さんの根気の消失があったりすることだと考えられます。 そういった時期だからこそ、寝る前の仕上げみがきだけでも丁寧に行い、虫歯のリスクを下げることが大切です。

仕上げみがきは、お子様を仰向けに寝かせ、頭の上から行うのが理想的です。できれば小学校低学年の間くらいまでは仕上げみがきを続け、お口の中をきれいにする習慣を身につけてあげましょう。

おやつの選び方とタイミング

おやつの選び方とタイミング

一度にたくさんの食べ物が食べられないお子様にとって、おやつは大切な食事の一つ。毎日の大きな楽しみでもあります。しかし、おやつの選び方や与えるタイミングが悪いと、虫歯ができやすくなってしまいます。虫歯ができてしまって一番つらいのは、お子様自身です。親御さんがしっかりと管理してあげましょう。

おやつの選び方

アメ、ガム、キャラメル、チョコレートなどの甘くて歯に付着しやすいお菓子は、虫歯になりやすいおやつ。自分でケアができるようになるまでは、控え目にしましょう。また、スポーツドリンクも糖分がとても多く歯にはよくないため、飲み過ぎに注意しましょう。おせんべいなどの甘味が少なく歯に付着しにくいおやつがおすすめです。

おやつのタイミング

やつをだらだらと食べていると、虫歯になりやすくなります。時間を決めて与えるようにしましょう。また寝る前に食べることは、虫歯になるリスクをもっとも高めてしまうため、もしデザートを食べるなら夕食後続けて食べて、その後できちんとブラッシングをしましょう。

小児歯科メニュー

ブラッシング指導

ブラッシング指導

一人ひとりのお子様によって異なる、お口の中の状態に適したブラッシング方法を指導します。親御さんには仕上げみがきのコツなどもお教えします。

乳歯の奥歯の間は虫歯になりやすく永久歯の歯並びに悪影響を与えることが多くあります。

仕上げみがきにデンタルフロスの使用をお勧めしています。

シーラント

シーラント

複雑な溝を持つため虫歯になりやすい奥歯。その溝をあらかじめ歯科用プラスチックで埋めてしまい、虫歯を予防します。

フッ素塗布

フッ素塗布

フッ素には歯の再石灰化を促し、歯質を強くする効果があります。定期的に(年3~4回)歯の表面に塗布し、虫歯を予防します。

過剰歯の抜歯

過剰歯の抜歯

まれに、「過剰歯」という余分な歯が生えてくるお子様がいます。過剰歯は生える場所がなく、歯並びや咬み合わせを乱してしまうことが多いため、萌出している場合は抜歯をします。

矯正治療

矯正治療

歯並びや咬み合わせが乱れている場合には、矯正治療を行います。矯正治療は、成長期にあるお子様のうちにするのがお勧めです。なぜなら顎の成長をみながら治療を進められるため、スムーズによい結果が得られることがあるからです。

咬み合わせのチェック

咬み合わせのチェック

咬み合わせが乱れていると、食べ物がうまく咀しゃくできないほか、顎や顔、骨格のバランスに支障を来してしまうことがあります。定期的に咬み合わせをチェックし、必要であれば矯正治療をおすすめします。

ムーシールド

受け口を改善するマウスピースを用いた治療で、おもに3~6歳のお子様に対して行います。顎の自然な成長を利用して、受け口を治していきます。

妊婦さんの検診も行っています

妊娠中はつわりがあったり、ホルモンバランスが変化したりすることで、虫歯や歯周病になりやすい時期。お口のケアには、いつにも増して注意する必要があります。また、妊娠中は歯科治療ができないと思われている方もいるのですが、実際はそんなことはありません。つわりが落ち着く安定期頃を見計らって、一度検診にお越しください。

妊娠中のセルフケアについて
  • ブラッシング時には、歯の再石灰化を促すフッ素やキシリトールの入った歯みがき粉を使いましょう。キシリトール入りのガムも効果的です。
  • ストレスをためると、免疫力が低下します。できるだけリラックスして過ごすようにしましょう。
  • つわりでブラッシングがしにくいときは、ご相談ください。

【先生からのメッセージ】

当院では、乳歯から永久歯への生え替わり時期に問題がある場合には、先だって抜歯をおすすめすることがあります。抜歯のタイミングを計ることで、矯正治療をしなくても歯並びがよくなるケースがあるためです。お子様の歯並びや咬み合わせについて、ご心配なことがある場合には、一度お早めにご相談ください。

「歯並びがでこぼこ」「受け口」「出っ歯」など、お子様の歯並びが気になる方は、「矯正歯科」をご覧ください。

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